We Are the Void – Dark Tranquillity

スウェーデンのメロディックデスメタルバンドの9thです。メロデスバンドの中で一番好きなバンドの新作なうえ、6thの「Damage Done」から8thの「Fiction」は本当に素晴らしいアルバムで、続く9thはどうなるかと期待していました。

全体的な構成は前作を踏襲したミドルテンポが中心ですが、少し曲調が寒々しくなった印象がありますね。元々、哀愁を感じる曲が多いバンドでしたが、それに冷たさが加わってより哀愁を感じるようになりました。相変わらず、染みるアルバムであることは間違いありません。

1曲目の「Shadow in Our Blood」のイントロはLacuna Coilっぽい妖艶な感じがするんですが、その後はDark Tranquillityらしいミドルテンポ曲の中盤からテンポを上げて、また戻るという曲になります。終盤9曲目の「I Am the Void」、10曲目の「Surface the Infinite」が追い上げ曲ですね。「I Am the Void」はDark Tranquillity流のエクストリームナンバーでいい感じです。「Shadow in Our Blood」、「In My Absence」、「At the Point of Ignition」、「I Am the Void」あたりは突き刺さる曲ですね。

「The Treason Wall」みたいなキラーチューンはないけれども、どれも粒ぞろいの曲ばかりです。早いところ来日してほしい。


“We Are the Void (Bonus Dvd) (Dlx)” (Dark Tranquillity)

Screamworks: Love in Theory and Practice – HIM

フィンランドのゴシックメタルバンドの7thです。フィンランドのメランコリックなゴシックメタルの代表なんですが、哀愁感よりもキャッチーでポップなバンドです。北欧、というかフィンランドらしいといえば、フィンランドらしいですね。

基本的に全編に渡って、メランコリック、キャッチー、ポップという三拍子です。こういうのは久しぶりに聞いたので、懐かしさと一緒にけっこう楽しめたりしたんですが、3回くらい聞いたら飽きる。ミドルテンポで同じような調子の曲が13曲続くので、中盤くらいで「もういいかな」ってなる。

でも、なんつーか、クリーンボイスでメロディック、そしてこのユルさがけっこう心地よかったりしますね。個人的には10曲目の「Shatter Me With Hope」あたりが好きですね。このバンドは特に変化球を投げてほしいバンドではなく、一生このままのノリでやってほしいので、これでいいかなって思います。


“Screamworks: Love in Theory & Practice” (HIM)

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Snakes for the Divine – High on Fire

カリフォルニア出身のスラッジメタルバンドの5thです。このアルバムで初めてHigh on Fireを聞いたんだけど、カッコイイね。これよりの前の曲は全然知らないんだけど、スラッジメタルを基本とした暴走ロック(Motorheadみたいな)といった感じでクールな1枚。オンラインのレビューでも評価が高いのも納得。

1曲目のタイトルトラック「Snakes for the Divine」から男臭いロックンロールを感じますね。3曲目の「Bastard Samurai」で反転して遅いナンバーなんだけど、力強さは変わらずで眠くならない。8曲中5曲が6分越えというアルバムなんだけど、理屈っぽくなくて全編を通して楽しめるあたりは好感が持てます。4曲目の「Ghost Neck」あたりが個人的なツボですが、曲単位じゃなくてアルバム一枚を楽しみたいです。

なんだか久しぶりにロックンロールしているアルバムを聞いた気がします。若干ハードル高めなスラッジメタルだけど、このアルバムはすんなり受け入れられると思います。


“Snakes for the Divine” (High on Fire)

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Prisoner – Metal Safari

日本のスラッシュ/グルーヴメタルの2ndです。1stは残念ながら持ってない上に入手が難しいみたい。(1stは海外のサイトで注文したんだけど、ちゃんと発送されるか微妙です)

2ndの「Prisoner」は重音楽祭で入場してすぐに買ったんですよ。すげぇ期待してたし、重音楽祭へ行った理由の3割くらいはこのアルバムを買うのが目当てでしたね。で、帰ってきてから聞いたんだけど、素晴らしいね。Lamb Of GodとMachine Headを足して2で割ったような感じのモダン・スラッシュな展開はホントにたまらんです。わけわかんない海外のバンドよりもずっといい。

血がたぎるようなギターリフで1曲目の「WAR」が始まり、あとはラウド&ヘヴィに最後まで突き進むというこの手のバンドが好きな人にはたまらないアルバムです。半分は6分越える曲で、ギターソロなんかもメタルしててアツいですね。5曲目の「Clone Chronicle」の「ウォーウォー」言うところは一緒に歌いたいポイント。続く「Legacy of the life」は完璧にツボです。

これはホントにいいアルバムですよ。Amazonアフィリがないのにこのエントリー書いてるからね。iTunes Storeにありますよ。


(iTunesが開きます)

Mechanize – Fear Factory

ロサンゼルスのインダストリアル・メタルバンドの8thです。実はこのアルバムを聞くまでFear Factoryは聞いたことなかったんですが、すごくカッコイイですね。もうインダストリアル・メタルっていうか、スラッシュメタルなんじゃねーかって感じです。

全編に渡るヘヴィなギターリフやボーカルの咆哮がたまらなくカッコイイです。ところどころにシンセが入るあたりがインダストリアルって感じではあるんだけど、それ以外は完璧にメタルですね。曲調としてはスピード感よりもヘヴィネスに比重を置いた感じです。

非常にパワフルなアルバムで、今年出たアルバムの中では一番素敵な1枚だと思います。ぜひ来日を!と叫びたい。 アルバム全部揃えたくなったんですが、7枚は大変な上に1枚の値段が高いんですよ。


“Mechanize (Dlx)” (Fear Factory)

重音楽祭 @ クラブチッタ川崎

今回で4回目となる日本のクールなバンドを集めて行われる重音楽祭へ行ってきました。9バンド6時間という長丁場なイベントでした。お目当てなバンドはDEEPSLAUTER、HEAD PHONES PRESIDENT、METAL SAFARIだったんですが、どれもいいバンドばかりでしたね。

メインステージとサブステージがあって、メイン→サブ→メインが3セットという感じでした。今回は全部見たよ。

INHALE

デスボイスとクリーンボイスを使い分けるスタンダードなメタルコアでしたが、ボーカルのクリーン部分がちょっと弱いかなっていう印象。デス部分はいい感じだし、暴れるには十分なサウンドでした。なかなかクールなバンドで好印象を持ちました。Wall of Deathした。

DEEPSLAUTER

早くもお目当てバンド登場。CDだと若干ポップな印象があったんだけど、ライブは激烈変態バンドでした。カオティック・ハードコアが大好きなのでとてもよかったんだけど、フロアは完璧に引いてた感じがする。Dillinger Escape Planっぽいっていうか、むしろPsyopus(人によっては嫌悪感しか抱かない変態バンド)っぽかった。再発の1stが楽しみです。

SHELLSHOCK

結成が84年で15年ぶりに復活したバンドで、大好きなクロスオーバー・スラッシュメタルでした。スラッシュリフがすごくかっこよかったし、古臭さを感じなかった。80年代の日本メタルって、UNITEDとかOUTRAGEあたり以外はあまり好きじゃないんだけど、このバンドはいいと思いました。

CROSSFAITH

In This Momentのサポートに出た時に見た以来ですね。曲はいいけどイモ臭いバンドという印象だったけど、すごく変わってた。華が出てきたような感じがして、かなりよくなってました。若手のホープっていう雰囲気が出るようになったんじゃないかな。ライブも楽しかったので、また見たいですね。いつかは世界に出てほしい。

HER NAME IN BLOOD

最近、ちょくちょく名前を見るバンドなのでどんなだろうって思ってたんですが、素晴らしいメタルコアバンドだった。デスコアもちょっと混ざってるかなっていう感じ。ラウドでとてもいいバンドでしたね。また見たいバンドの1つです。フルアルバムが近々出るらしいので楽しみにしています。

GNz-WORD

7人編成の大所帯バンドで、とにかくクールなら何でもいいじゃんっていう感じのバンド。ジャンルでどうとは言えないけど、とにかくラウドでヘヴィなジャンルを混ぜ合わせたっていう感じ。でも、ちゃんとまとまってるあたりがすごい。ライブ=エンターテイメントっていうことを理解しているバンドでよかったですね。他のバンドはなんだかんだ言って「クラブチッタは少し大きいんじゃない?」というのが拭いきれないんだけど、このバンドだけはクラブチッタが適切なサイズに思えた。多分、このバンドを見れたのが今回の一番の収穫じゃないかな。

HEAD PHONES PRESIDENT

いつも通り期待を裏切ることのないステージでした。ANZAのキレ具合と対比して演奏はクールなのがいいですね。前に見た時よりも、さらにレベルアップしているように思えました。どんどん大きくなっていきますね。このバンドは筋肉少女帯の次くらいによく見るバンドなのであんまり書くことないんですが、素晴らしいライブでした。

bilo’u

デスコアバンドでBetween The Buried And Meと一緒に出るのでどんなものかと思ってたんですが、ブルータルなバンドでした。小さい方のサブステージだったんですけど、かなり盛り上がってました。次はBetween The Buried And Meで見るので楽しみですね。

METAL SAFARI

スラッシュ/グルーヴメタルで、今回一番期待していた&見たかったバンドです。第1回の重音楽祭ではちょっとしか見れなかったんですけど、今回はガッツリ楽しみました。いや、アツくていいライブでした。サークルピットやらモッシュやら色々あってすごく楽しかった。物販で1stを買えるかと思ったけどなかった。残念。(2ndは買った)

芝公園へ梅を見に行ってきた

2月 14th, 2010

今年も梅の季節がやってきたので見に行ってきました。桜より梅の方が好きです。

先週くらいからここで開花状況をチェックしてて芝公園が満開だというので行ってきたんですが、満開の木は3割くらいだったかな。他はまだ八分くらいだった。 全体的に日当たり悪そうだったんで、そのせいかもとか思いました。

来週あたりに小石川後楽園とか行ってみますか。

というわけで、さっさと写真。

芝公園

芝公園

芝公園

芝公園

芝公園

望遠レンズを持って行ったけど、まったく使わなかった。ほとんど50mmの単焦点レンズ(Ai AF NIKKOR 50mm F1.8D)(安いヤツ)だけで撮りましたね。広角はほとんど撮らなかったけど、別に持って行ったRICOHのGR DIGITAL IIを使いました。単焦点楽しいね。

芝公園(梅林) – a set on Flickr


“Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.8D” (ニコン)


“RICOH デジタルカメラ GR DIGITAL III GRDIGITAL3″ (リコー)

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Hellbilly Deluxe 2 – Rob Zombie

インダストリアル・メタルの代表格Rob Zombieの4thアルバムです。LOUD PARK 09では本当に素晴らしいライブをしていたので、楽しみにしていた1枚です。

1曲目の「Jesus Frankenstein」から3曲目の「What?」まではRob Zombieらしいテンポとバカさ加減でオープニングに相応しい流れで、特に2曲目の「Sick Bubble-Gum」は頭の悪さ全開で大好きですね。基本的にはアップテンポとスローテンポの繰り返しという展開です。個人的には、インダストリアルなのはアップテンポというか、ノリがいいヤツが好きなんですが、6曲目の「Virgin Witch」のようなドゥームになりきってないドゥームは素敵です。

個別の楽曲だと7曲目の「Death and Destiny Inside the Dream Factory」あたりはかなりツボでオススメです。

全体を通して聞くと、ギターリフに古臭いというか、なつかしいフレーズがけっこうあってオモシロイです。Rob Zombie風のアレンジがしてあるんだけど、インダストリアル臭が薄れてるのはここらへんに原因があるかも。10曲目の「Werewolf Women of the SS」はテケテケ言ってるしね。

エンターテイナーRob Zombieらしい聞いてて飽きないアルバムで、けっこう好きなアルバムです。また来日してほしいバンドですね。


“Hellbilly Deluxe 2 (Dlx)” (Rob Zombie)

Our Cursed Rapture – Enfold Darkness

テネシーのテクニカル・デスメタルバンドの1stで、安心と信頼のSUMERIAN RECORDSから去年の終わりくらいに出たアルバムです。Twitterでフォローされた時から期待してました。

テクニカルデスにブラックメタルを取り込んだ感じで、ボーカルもブラックメタル系の金切り声です。寒々しいギターフレーズと時折入るメランコリックなパートがあんまりアメリカのバンドという印象がないかな。色んなジャンルから取り込んでうまいこと吸収してて、俺みたいな雑食系にはかなりオイシイ一枚です。

5曲目の「Exaltations [Part 1]」、6曲目の「Exaltations [Part 2]」あたりはいいですね。というか、全曲捨て曲なしです。Extreme The Dojoあたりで見たいですね。デスメタル特集でもブラックメタル特集でもイケそうな気がします。

Enfold Darkness – Myspace


“Our Cursed Rapture” (Enfold Darkness)

Reflections Within Dissonance – Arkaik

カリフォルニアのテクニカル・デスメタルバンドの1stです。結成は2004年で、日本では無名というかデビューアルバムになるみたいです。流行のデスコアというより、テクニカル・デスと言った方がよさそう。

1曲目はオープニングで、2曲目からガチなテクニカル・デスっぷりで、ボーカルの下水道ボイスがたまらないし、ドラムも力強く速くて1stとは思えないくらいクオリティ高いです。 ひたすら走り抜けるだけでなく、ジャキジャキしたリフもあったりして、なかなか楽しめる一枚ですね。

こういうバンド特有の変態さはあまり感じないですね。変態さ激プッシュ!というわけではなく、ほんのり香る感じが意外と新鮮です。(最近、変態さについては麻痺してるかもしれない)

2曲目の「Reflections Within Dissonance」、6曲目の「The Divine Manifestation」あたりはツボです。

“Reflections Within Dissonance” (Arkaik) – Amazon