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フィンランドのゴシックメタルバンドの7thです。フィンランドのメランコリックなゴシックメタルの代表なんですが、哀愁感よりもキャッチーでポップなバンドです。北欧、というかフィンランドらしいといえば、フィンランドらしいですね。
基本的に全編に渡って、メランコリック、キャッチー、ポップという三拍子です。こういうのは久しぶりに聞いたので、懐かしさと一緒にけっこう楽しめたりしたんですが、3回くらい聞いたら飽きる。ミドルテンポで同じような調子の曲が13曲続くので、中盤くらいで「もういいかな」ってなる。
でも、なんつーか、クリーンボイスでメロディック、そしてこのユルさがけっこう心地よかったりしますね。個人的には10曲目の「Shatter Me With Hope」あたりが好きですね。このバンドは特に変化球を投げてほしいバンドではなく、一生このままのノリでやってほしいので、これでいいかなって思います。
“Screamworks: Love in Theory & Practice” (HIM)
カリフォルニア出身のスラッジメタルバンドの5thです。このアルバムで初めてHigh on Fireを聞いたんだけど、カッコイイね。これよりの前の曲は全然知らないんだけど、スラッジメタルを基本とした暴走ロック(Motorheadみたいな)といった感じでクールな1枚。オンラインのレビューでも評価が高いのも納得。
1曲目のタイトルトラック「Snakes for the Divine」から男臭いロックンロールを感じますね。3曲目の「Bastard Samurai」で反転して遅いナンバーなんだけど、力強さは変わらずで眠くならない。8曲中5曲が6分越えというアルバムなんだけど、理屈っぽくなくて全編を通して楽しめるあたりは好感が持てます。4曲目の「Ghost Neck」あたりが個人的なツボですが、曲単位じゃなくてアルバム一枚を楽しみたいです。
なんだか久しぶりにロックンロールしているアルバムを聞いた気がします。若干ハードル高めなスラッジメタルだけど、このアルバムはすんなり受け入れられると思います。
“Snakes for the Divine” (High on Fire)
日本のスラッシュ/グルーヴメタルの2ndです。1stは残念ながら持ってない上に入手が難しいみたい。(1stは海外のサイトで注文したんだけど、ちゃんと発送されるか微妙です)
2ndの「Prisoner」は重音楽祭で入場してすぐに買ったんですよ。すげぇ期待してたし、重音楽祭へ行った理由の3割くらいはこのアルバムを買うのが目当てでしたね。で、帰ってきてから聞いたんだけど、素晴らしいね。Lamb Of GodとMachine Headを足して2で割ったような感じのモダン・スラッシュな展開はホントにたまらんです。わけわかんない海外のバンドよりもずっといい。
血がたぎるようなギターリフで1曲目の「WAR」が始まり、あとはラウド&ヘヴィに最後まで突き進むというこの手のバンドが好きな人にはたまらないアルバムです。半分は6分越える曲で、ギターソロなんかもメタルしててアツいですね。5曲目の「Clone Chronicle」の「ウォーウォー」言うところは一緒に歌いたいポイント。続く「Legacy of the life」は完璧にツボです。
これはホントにいいアルバムですよ。Amazonアフィリがないのにこのエントリー書いてるからね。iTunes Storeにありますよ。
(iTunesが開きます)
ロサンゼルスのインダストリアル・メタルバンドの8thです。実はこのアルバムを聞くまでFear Factoryは聞いたことなかったんですが、すごくカッコイイですね。もうインダストリアル・メタルっていうか、スラッシュメタルなんじゃねーかって感じです。
全編に渡るヘヴィなギターリフやボーカルの咆哮がたまらなくカッコイイです。ところどころにシンセが入るあたりがインダストリアルって感じではあるんだけど、それ以外は完璧にメタルですね。曲調としてはスピード感よりもヘヴィネスに比重を置いた感じです。
非常にパワフルなアルバムで、今年出たアルバムの中では一番素敵な1枚だと思います。ぜひ来日を!と叫びたい。 アルバム全部揃えたくなったんですが、7枚は大変な上に1枚の値段が高いんですよ。
“Mechanize (Dlx)” (Fear Factory)
インダストリアル・メタルの代表格Rob Zombieの4thアルバムです。LOUD PARK 09では本当に素晴らしいライブをしていたので、楽しみにしていた1枚です。
1曲目の「Jesus Frankenstein」から3曲目の「What?」まではRob Zombieらしいテンポとバカさ加減でオープニングに相応しい流れで、特に2曲目の「Sick Bubble-Gum」は頭の悪さ全開で大好きですね。基本的にはアップテンポとスローテンポの繰り返しという展開です。個人的には、インダストリアルなのはアップテンポというか、ノリがいいヤツが好きなんですが、6曲目の「Virgin Witch」のようなドゥームになりきってないドゥームは素敵です。
個別の楽曲だと7曲目の「Death and Destiny Inside the Dream Factory」あたりはかなりツボでオススメです。
全体を通して聞くと、ギターリフに古臭いというか、なつかしいフレーズがけっこうあってオモシロイです。Rob Zombie風のアレンジがしてあるんだけど、インダストリアル臭が薄れてるのはここらへんに原因があるかも。10曲目の「Werewolf Women of the SS」はテケテケ言ってるしね。
エンターテイナーRob Zombieらしい聞いてて飽きないアルバムで、けっこう好きなアルバムです。また来日してほしいバンドですね。
“Hellbilly Deluxe 2 (Dlx)” (Rob Zombie)
テネシーのテクニカル・デスメタルバンドの1stで、安心と信頼のSUMERIAN RECORDSから去年の終わりくらいに出たアルバムです。Twitterでフォローされた時から期待してました。
テクニカルデスにブラックメタルを取り込んだ感じで、ボーカルもブラックメタル系の金切り声です。寒々しいギターフレーズと時折入るメランコリックなパートがあんまりアメリカのバンドという印象がないかな。色んなジャンルから取り込んでうまいこと吸収してて、俺みたいな雑食系にはかなりオイシイ一枚です。
5曲目の「Exaltations [Part 1]」、6曲目の「Exaltations [Part 2]」あたりはいいですね。というか、全曲捨て曲なしです。Extreme The Dojoあたりで見たいですね。デスメタル特集でもブラックメタル特集でもイケそうな気がします。
Enfold Darkness – Myspace
“Our Cursed Rapture” (Enfold Darkness)
カリフォルニアのテクニカル・デスメタルバンドの1stです。結成は2004年で、日本では無名というかデビューアルバムになるみたいです。流行のデスコアというより、テクニカル・デスと言った方がよさそう。
1曲目はオープニングで、2曲目からガチなテクニカル・デスっぷりで、ボーカルの下水道ボイスがたまらないし、ドラムも力強く速くて1stとは思えないくらいクオリティ高いです。 ひたすら走り抜けるだけでなく、ジャキジャキしたリフもあったりして、なかなか楽しめる一枚ですね。
こういうバンド特有の変態さはあまり感じないですね。変態さ激プッシュ!というわけではなく、ほんのり香る感じが意外と新鮮です。(最近、変態さについては麻痺してるかもしれない)
2曲目の「Reflections Within Dissonance」、6曲目の「The Divine Manifestation」あたりはツボです。
“Reflections Within Dissonance” (Arkaik) – Amazon
ものすごく個人的に選んだ2000年代のアルバムを挙げてみます。ジャンルはバラバラですが、いいものはいいという観点です。自分の観測範囲は狭いのでこんなところになりますね。
Clayman – In Flames (2000)
“Clayman” (In Flames)
メロデスから選ぶならIn Flamesだろうなぁ、というところ。メタルコアへ影響を与えたのがデカいかな。アルバムを選ぶのもけっこう微妙なんだけど、この『Clayman』、『Soundtrack To Your Escape』、『Come Clarity』のどれかだと思います。好きな曲が多いのが『Clayman』だったというだけです。
Hybrid Theory – Linkin Park (2000)
“Hybrid Theory” (Linkin Park)
まぁ、入るだろう。Nirvanaあたりのグランジからの流れだと思ってるんだけど、モダンな音とミクスチャー的な流れは2000年代を代表する音だと思います。続く『Meteora』と合わせて名盤と呼んでいいんじゃないかな。チェスターとマイク・シノダの掛け合いボーカルが好きです。
Iowa – Slipknot (2001)
“Iowa” (Slipknot)
1stの『Slipknot』を挙げたいところだけど、アレは1999年なんだよ。というわけで、2ndの『Iowa』で。誰がなんと言おうと、2000年代で一番活躍してシーンを盛り上げたバンドだと思います。ゲボゲボ言ってるようなボーカルをお茶の間に広めた功績はデカい。エクストリーム系としては聞き易いし、『Iowa』はブラックメタル臭が少しするので色々と幅が広がるんじゃないかな。3rdの『Vol.3 (The Subliminal Verses)』はメロっぽくて、4thの『All Hope Is Gone』は中間といった印象です。
The Eminem Show – Eminem (2001)
“Eminem Show” (Eminem)
アメリカの典型的なバカガキという印象だけども、この人も外せないかな。リズム主体のヒップホップなので、メロディがないとダメな人は一生縁がないと思います。でも、楽曲は手が込んでるので、意外と楽しめるかもしれないですよ。とりあえずな取っ掛かりとしては最適じゃないかな。
Jane Doe – Converge (2001)
“Jane Doe” (Converge)
完璧な俺の趣味ですが、シーンの牽引役とも言えるバンドの傑作で、カオティック・ハードコアの金字塔のようなアルバムです。咆哮ボーカルと変拍子たっぷりの変態アルバムで取っ付きにくいけど、ハマると抜け出せなくなるドラッグみたいなアルバムで、気に入ったらジャンルの深みにハマること間違いなしです。こんな感じのが最近のメタルシーンの流行でもありますね。
By The Way – Red Hot Chili Peppers (2002)
“By the Way” (Red Hot [...]
マサチューセッツ出身のグラインドコアバンドの4thです。USウィキペディアによると、デスコアのパイオニアって書いてありました。グラインドコアというよりも、テクニカル・デスとかそっち方面のバンドですね。 1999年結成で、1stアルバムは2002年リリース。
最初からテクニカルデス、カオティックなナンバーで畳み掛ける展開で燃えました。9曲目の「Mouthful Of Precious Stones」の後半はスラッジ調になっていて、9.5曲目でようやく落ち着くような感じです。10、11曲目でまた激走ナンバー後、最後はゆっくりめな曲で締めるという流れで終わり。
デスコア、テクニカル・デスというより、The Dillinger Escape PlanやConvergeといったカオティック・ハードコアの香りが強いように感じました。全編に渡って変態感が出ていているところがいいですね。
Between The Buried And Me(変態バンド)と一緒に来日するのでライブが楽しみです。
“Fed Through the Teeth Machine” (The Red Chord)
今年よかったアルバム10枚を選んでみました。というか、完璧なアフィリ記事です。
2009年リリースのアルバムで買ったのはiTunesのスマートプレイリストによると93枚でした。100枚に届かなかったのが残念です。個人的にデス、グラインドコア、デスコアの年だったように思います。夏あたりからデスコアのCDを買い漁っていたように思うんですが、徐々にではあるけど、確実にデスコアがメタルコアを食い始めるのかなって思います。
実際、メタルコアも頭打ち感満載ですし、メタルのブームはだいたい10年サイクルで回るので来年あたりからデスコア古参バンドが2nd、3rdと出して徐々に盛り上がっていくような気がしています。そろそろ、シーンが移り変わっていく時期なんじゃないかな。
ヨーロッパの美メロ勢が少し元気なかったような気がしますが、Amorphisはすごくよかったし、Dark TranquillityのDVDはお気に入りの1枚になったし、まだまだ捨てたものではないですね。
並び順はバンド名のアルファベット順です。
Skyforger – Amorphis (Melodic Death Metal)
Evangelion – Behemoth (Black Metal)
The Great Misdirect – Between The Buried And Me (Hardcore)
A Higher Place – Born Of Osiris (Deathcore)
Evolution Through Revolution – Brutal Truth (Grindcore)
Axe To Fall – Converge (Hardcore)
Angelus Exluro Pro Eternus – Dark Funeral (Black Metal)
Outrage – OUTRAGE (Heavy Metal)
World Panted Blood – Slayer (Thrash [...]