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今回で4回目となる日本のクールなバンドを集めて行われる重音楽祭へ行ってきました。9バンド6時間という長丁場なイベントでした。お目当てなバンドはDEEPSLAUTER、HEAD PHONES PRESIDENT、METAL SAFARIだったんですが、どれもいいバンドばかりでしたね。
メインステージとサブステージがあって、メイン→サブ→メインが3セットという感じでした。今回は全部見たよ。
INHALE
デスボイスとクリーンボイスを使い分けるスタンダードなメタルコアでしたが、ボーカルのクリーン部分がちょっと弱いかなっていう印象。デス部分はいい感じだし、暴れるには十分なサウンドでした。なかなかクールなバンドで好印象を持ちました。Wall of Deathした。
DEEPSLAUTER
早くもお目当てバンド登場。CDだと若干ポップな印象があったんだけど、ライブは激烈変態バンドでした。カオティック・ハードコアが大好きなのでとてもよかったんだけど、フロアは完璧に引いてた感じがする。Dillinger Escape Planっぽいっていうか、むしろPsyopus(人によっては嫌悪感しか抱かない変態バンド)っぽかった。再発の1stが楽しみです。
SHELLSHOCK
結成が84年で15年ぶりに復活したバンドで、大好きなクロスオーバー・スラッシュメタルでした。スラッシュリフがすごくかっこよかったし、古臭さを感じなかった。80年代の日本メタルって、UNITEDとかOUTRAGEあたり以外はあまり好きじゃないんだけど、このバンドはいいと思いました。
CROSSFAITH
In This Momentのサポートに出た時に見た以来ですね。曲はいいけどイモ臭いバンドという印象だったけど、すごく変わってた。華が出てきたような感じがして、かなりよくなってました。若手のホープっていう雰囲気が出るようになったんじゃないかな。ライブも楽しかったので、また見たいですね。いつかは世界に出てほしい。
HER NAME IN BLOOD
最近、ちょくちょく名前を見るバンドなのでどんなだろうって思ってたんですが、素晴らしいメタルコアバンドだった。デスコアもちょっと混ざってるかなっていう感じ。ラウドでとてもいいバンドでしたね。また見たいバンドの1つです。フルアルバムが近々出るらしいので楽しみにしています。
GNz-WORD
7人編成の大所帯バンドで、とにかくクールなら何でもいいじゃんっていう感じのバンド。ジャンルでどうとは言えないけど、とにかくラウドでヘヴィなジャンルを混ぜ合わせたっていう感じ。でも、ちゃんとまとまってるあたりがすごい。ライブ=エンターテイメントっていうことを理解しているバンドでよかったですね。他のバンドはなんだかんだ言って「クラブチッタは少し大きいんじゃない?」というのが拭いきれないんだけど、このバンドだけはクラブチッタが適切なサイズに思えた。多分、このバンドを見れたのが今回の一番の収穫じゃないかな。
HEAD PHONES PRESIDENT
いつも通り期待を裏切ることのないステージでした。ANZAのキレ具合と対比して演奏はクールなのがいいですね。前に見た時よりも、さらにレベルアップしているように思えました。どんどん大きくなっていきますね。このバンドは筋肉少女帯の次くらいによく見るバンドなのであんまり書くことないんですが、素晴らしいライブでした。
bilo’u
デスコアバンドでBetween The Buried And Meと一緒に出るのでどんなものかと思ってたんですが、ブルータルなバンドでした。小さい方のサブステージだったんですけど、かなり盛り上がってました。次はBetween The Buried And Meで見るので楽しみですね。
METAL SAFARI
スラッシュ/グルーヴメタルで、今回一番期待していた&見たかったバンドです。第1回の重音楽祭ではちょっとしか見れなかったんですけど、今回はガッツリ楽しみました。いや、アツくていいライブでした。サークルピットやらモッシュやら色々あってすごく楽しかった。物販で1stを買えるかと思ったけどなかった。残念。(2ndは買った)
Taste Of Chaosのために大阪まで行ってきました。使える有給がないので休日開催の大阪までわざわざ行ったので、ラウパより金がかかったんじゃないかと思います。
なんばHatchは入口わかりづらい。というか、大阪の施設が全体的に出入り口がわかりづらい。中は2階構造になってて広かった。さいたまスーパーアリーナの一部を切り取ったような印象でしたね。ロッカーの場所がわかりづらい。フロアは広い感じで、AXとかO-EASTくらいあるのかな。柵がなかったので燃えました。
出演バンドは全部で5バンド、当たり外れがあるのがTaste Of Chaosです。
EACH OF THE DAYS
名古屋のニュースクール・ハードコアでした。ドラムが2人いるっていう珍しいバンドで、片方のドラムは女性でした。熱くてカッコよかったのでCD欲しかったけど、売ってるんだか売ってないんだかよくわからなかった。大阪は(ry
東京でもちょくちょく見たいんだけど、東京に来たりするのかどうかはよくわからないな。激ロックFES Vol.2(Memphis May FireとSonic Syndicate)の名古屋に出るみたいなので、行く人はチェックしてみるといいと思います。
ENDLESS HALLWAY
エモ/スクリーモでした。あんまり楽しくなかった、というか、ほとんど見てなかった。一番TOCらしいバンドではあったけど、なんだかなぁっていう感じ。始まる前に物販でCDは買ったんですけど、1週間経った今でも聞いてないです。
一番の燃えどころがNirvanaの『Breed』のカヴァーでした。これはかっこよかったですね。
CKY
初めて聞く&見るバンドだったんですけど、よかったですね。グルーヴ・メタル+インダストリアルという印象を受けました。ヘヴィなリフでヘドバン楽しいです^q^という感じで、もっと盛り上がってもよさそうだったけどフロアはなんだか冷めてた。ここらへんから「え?大阪の人、ノリ悪いの?」という疑念が湧き上がって来た。
このバンドも始まる前にCD買ったんですけど、過去のアルバム3枚で2000円というかなりお買い得なヤツでした。
ATREYU
B4MVでキャンセルし、去年のTOCもキャンセルし、ようやく見れたバンドです。アルバムは『Lead Sails Paper Anchor』と最新作の『Congregation Of The Damned』の微妙と言われる2枚しか持ってなくて、Atreyuに対する印象はそれしかないので、大きくは期待してなかったけど、思ったよりもずっとよかった。
普段見るメタルコアバンドよりも緩いかなぁって感じだったけど、色んなテイストの曲をやってくれて飽きなかったし、純粋に楽しいライブでした。昔のアルバムもちゃんと揃えたいですね。しかし、大阪のフロアはAtreyuでもなんだか煮え切らない感じでしたね。
IN FLAMES
わざわざ大阪まで足を伸ばしたのは、このバンドのためです。スウェーデンの公演で少しだけ出演したイェスパーは、残念ながら欠席だったけども、すごく楽しかった。セットリストはヨーロッパTOCと変わらなかったんじゃないかな。ちょっと少なくなってたけど、熱い曲は全部やってたはず。『Cloud Connected』でスタートして、ヘドバンしまくった。最近、骨の調子が悪いんだか知らないけど、すぐに背中痛くなったけど、そんなことはおかまいなしです。
2曲目の『Embody The Invisible』からエクストリームタイムだったのだけど、フロアが冷めてる様子だったので一人で暴れてやりました。また外人さんと一緒に暴れてやった。『Pinball Map』だかでダイブしましたね。少し期待したけど『Behind Space』はなかった。
でも、個人的にはほぼベスト選曲という感じだったので大満足でした。『Quiet Place』『Take This Life』『My Sweet Shadow』の流れはすごく好きです。『Take This Life』で燃え尽きる寸前までいった。柵がないのでサークルピットもできたりして、楽しかったな。サークルに入ってる人、すごく少なかったけど。
初めての大阪の感想は、大阪弱いなwwwという感じですね。「大阪はノリ悪いな」というようなことはTwitterでTOC開始から言ってた気がする。もっとメチャクチャになるかと思ったけど、全然そんなことなくて、たぶん東京の方が5倍くらい激しいんじゃないかな。TOC自体は楽しかったけど、東京で見た方がもっと楽しかったんじゃないかっていうのは未だにあります。
“Come Clarity” (In Flames)
カリフォルニアのメタルコアバンドの6thです。何枚か持ってるかと思ったら、1stの『Between The Buried And Me』しか持ってなかった。何を持ってるかとか、一切把握してない。
6曲入りで「ミニアルバムかよ」と思ったら、1時間近くあって驚きました。すっかりプログレバンドのようになってしまったようです。プログレバンドはクソつまらないバンド(Dream Theaterのことだよ!)と楽しいバンドがあるんですけど、こっちは楽しいプログレの方です。
1曲目の『Mirros』はフュージョンっぽいオープニングナンバーなんですが、そこから2曲目のメタル臭溢れる『Obfuscation』への流れは素晴らしいです。この曲と3曲目の『Disease, Injury, Madness』はメタルコアナンバーだけど、合わせて20分(9分+11分)あります。緩急の付け方がいい感じなので飽きずに聞けます。4曲目の『Fossil Genera – A Feed From Cloud Mountain』は、序盤がAvenged Sevenfoldの『A Little Piece Of Heaven』みたいな楽しい不思議ナンバーです。最後の『Swim To The Moon』は18分近い大作です。
全体としては、変拍子入りまくり+デス声の楽しいプログレッシブメタルっていう感じで、メタルコアっぽさはほとんどないです。MeshuggahやThe Dillinger Escape Planみたいな変態さはそんなに感じないので、比較的マイルドに楽しめると思います。
“The Great Misdirect [Import CD]” (Between The Buried And Me)
カリフォルニアのメタルコアバンドの4thです。前作あたりから作風が変わったらしいんですが、前作より前のアルバムを聴いてないので、どう変わったのかわかりません。
今回のアルバムですが、メタルコア成分がなくて退屈です。ほとんどミドルテンポの曲でグルーヴ感もないので、それほど楽しいアルバムじゃないです。5曲目の「Black Days Begin」や6曲目の「Gallows」あたりは好きな曲調ですが、なんかしっくり来ないかなぁっていう感じかな。
終盤、11曲目の「Ravenous」と12曲目の「Lonely」が疾走曲でそこそこいい感じだけど、13曲目(最後)の「Wait For You」はバラード曲で不完全燃焼感が拭いきれないまま終了してしまうのは残念ですね。終盤に辿り着くまでが退屈で、通して聞くのはけっこうキツいです。ツボに入りきらないけど、そこそこいい感じの曲が中盤あたりからチラホラ見えるんだけど、なんだかモヤモヤ感が消えない1枚でした。最後の「Wait For You」はけっこう好きなバラードです。
メタルコアっていうよりもオルタナティブといった感じなので、メタルコアを期待すると完璧に裏切られます。バンドの善し悪しはアルバムでなくライブなので、来年1月のTOCでどんなもんか見てやろうかと思ってます。
“Congregation of the Damned” (Atreyu)
TASTE OF CHAOSの日本開催が発表されました。
TASTE OF CHAOSの発表を待ち構えていたんですが、一向に発表されず、ヨーロッパでは12月いっぱいまでやるようで「年内はねーな」と思うどころか、日本開催も若干諦めていたんですが、ようやく発表されました。日程は来年1月です。2009という文字はさすがになく、2010は本国で開催されてないので単に「TASTE OF CHAOS」となっていました。
去年は東京のみの3公演で年々縮小されるイベントなだけに、日本ではやらないんじゃないかと思ってましたが一安心です。来年なかったりして。
注目の出演は、In Flames、Atreyu、CKYの3バンドで、どうやら今回はIn FlamesがメインでAtreyuとCKYはゲストという扱いのようです。
1年経たずしてIn Flamesを見れるとは幸せなことです。今回はイェスパーも一緒に見れそうですね。AtreyuはBullet For My Vallentineの日本ツアーでゲストとして来るはずだったのにキャンセルし、去年のTOCに参加する予定だったのにプロモーターの倒産によりキャンセルしたので、やっとの来日です。
ヨーロッパではKillswitch EngageがヘッドライナーだったのでKsEも一緒に来るかと思ってたら、今回は来ないようです。
残念なのが東京公演は平日であることと会場がZepp Tokyoなことです。あんな柵だらけの場所じゃ、おもしろくないわけですよ。っつーか、俺、有給ないし。現時点で3.5日あるけど、OpethとBrutal Truthで2日使って、たぶん年末に強制取得日とかいうふざけた日があるので、東京はかなり厳しい。
こうなったら、日曜日の大阪公演へ行くしかない。
大阪公演を見て、一泊して、6時くらいの新幹線で帰れば仕事も間に合いそうです。っつーわけで、TOCは大阪で見ることになりそうです。LOUD PARKより金がかかるなぁ。
ニューヨーク出身のメタルコアバンドの5thです。1998年結成なのでKillswitch Engageより結成は早いんだけど、知名度がそんなにない気がします。メタルコアっていうよりも、ハードコアっぽいですね。ここらへんの線引きは難しいところなので、どっちとは言えないバンドがけっこうあります。USのWikipediaにMetalcoreとあるのでメタルコアなんでしょう。ちなみに、KsEはMelodic metalcoreとありました。なにそれ?
1曲目の「Roman Holiday」はドゥーム/スラッジっぽい曲調でヘヴィかつ遅いんだけど、その後はアップテンポな展開です。「Roman Holiday」で始まった時は、全曲この調子なのかと少し不安になりました。ドゥームは嫌いじゃないけど、このバンドに求める要素じゃないしね。
全体的な曲調としてはハードコアっぽくてメタルコアなフレーズはあんまり出てこない。変拍子が基本だけど、そんなに変態的な印象がなくて、すっきり聞けます。おもしろいのが隠し味っぽく暴走系ロックンロールの要素を含んでるところですかね。11曲目の「The Sweet Life」なんか、モロに暴走ロックンロールです。そこらへんが変拍子基本のハードコア/メタルコアなわりにすっきり聞けるポイントかもしれません。
おもしろいアルバムではあるけど、そんなに刺さるアルバムではないですね。ひとつひとつのポイントが分散して全体的に薄味になっている感じなので、楽しく聴けるけど後味が薄いです。
“New Junk Aesthetic” (Every Time I Die)
2日目です。1日目よりも人が少なくて、俺が見たバンドはほとんどピットが全開で楽しかった。この日はけっこう見ましたよ。書いてて終わらない気がしてきたので、2日目は2部構成です。
Dead By April
ダラダラ幕張メッセへ向かったのに開演時間に間に合ったので、予定には入れてなかったけど見ました。
メタルコアっつーか、エモ/スクリーモみたいな感じだったんですが、思ってたよりもずっとよかった。ボーカル(デス担当)がステージを縦横無尽に走り回り、すごく生きがいいバンドだと感じましたね。すごくフレッシュなライブで見ていて気持ちよかった。モッシュピットには入らなかったけど、フロアも盛り上がってました。
そんで、最後から2番目で「はい、左右に分かれて。ウォール・オブ・デスするから!」と、まさかの朝イチW.O.D.という展開になりました。粋な計らいですね!参加してやろうかと思ったんですが、こんなにデカイ会場でやることなんかないし、タイミングもうまく掴めない(曲知らない)から動画撮影してやろうってことで、動画撮影してしまいました。
タワレコで試聴した時は、後ろ髪を引かれながらスルーしたんですが、大変よいバンドでした。CDは買うことにしました。
撮影禁止なのは撮ってから知った!
Lazarus A.D.
初めて聞く&見るバンドで、ラウパ終了後に調べてみると今年デビューのバンドみたいです。アメリカのスラッシュメタルで、どっちかというとグルーヴ・メタルかな。
緩やかなフレーズで始まり、全開のモッシュピットでは数人(俺含む)が歩き回り、すぐにグルーヴを感じる展開とスラッシュチューンで全開のサークルピットが出来上がってました。サークルは、すでに前日のAnthrax並みの大きさで、中心にヘドバン組、その周りをサークル組という構成。
途中、ゆったりグルーヴな曲を挟みつつも、徐々にヒートアップし、終盤はすでに疲れ切ってました。なんか、やけに長い曲とかあってもおかまいなしでサークル回ってたせいか、終わった時には3バンド目なのに、すでに充実感に満ち溢れてました。
Hatebreed
唯一のハードコアバンドでした。メタルでないのに出演しても、まったく問題ないバンドです。
1曲目は「Destroy Everything」で、もっと激走曲で始まるかと思ってたので立ち上がりは少し拍子抜けしましたが、楽しい開始でした。その後は激走曲をやりつつ、グルーヴ曲を少しって感じで楽しかった。パワフルだけどフレンドリーなステージでしたよ。色んな引き出し持ってるバンドのライヴは楽しいです。
ピットはもちろん全開で、モッシュ、サークル、ウィンドミルとフロアの方も多彩だった。手を左右に振ったりもしてて、激しいながらも、どこかほんわかした感じでした。
初めてジェイミー・ジェスタを生で見たんですが、小柄でかわいいっていう印象です。外見とは裏腹にボーカルはいいし、フロントマンとしての仕事もキッチリやってました。やっぱりいいバンドです。
“Dead by April” (Dead by April)
“The Onslaught” (Lazarus A.D.)
“Supremacy” (Hatebreed)
行こうかどうしようか迷ったんですが、ゲストアクトにHead Phones Presidentが出るということで行ってきました。In This Momentの2nd「The Dream」がかなりエモ寄りになったのが迷った原因です。エモコアは好きだけど、特別ライブで見たいというほどでもないです。ゲストアクトは他にCrossfaithという大阪のバンドが出てました。
入場したのは6時半くらい。いつもの通りTシャツを買って、フロアへ。フロアはそんなに人はいませんでしたが、Dojoの時ほど少なくはなかったです。予想通り、年齢層は低めでエモガキがたくさんいました。とりあえず、前の方に陣取って開演まで待機してました。協力に激ロックが入ってることもあり、DJが回すというスタイル。大音量で聞くBlood Stain Childがよかったですね。開演は定刻通りで、Crossfaithからスタートしました。
Crossfaith
第一印象はイモっぽいガキ(軽くググってみたら平均年齢は19歳)でした。垢抜けない感じの人々が出てきて、なんとなく拍子抜けしました。初めて聞く&見るバンドなんですが、完璧に初期As I Lay Dyingでした。それにシンセを加えて、少しメロディアスにした感じです。曲に関しては、それほど胸に来るものがありませんでした。四番煎じで、シンセ合わせたくらいじゃ新鮮味が足りず、今更見るモノじゃないかな。
ただ、ライブの出来映えは目を見張るモノがありました。特にボーカルとドラムがいい仕事してましたね。ステージ上の暴れ方も、新人バンドとは思えないくらい勢いがあった。フロアの盛り上がりとしては、今回一番よかったんじゃないですかね。煽り方とかに、まだ青臭い部分はあったけど、素晴らしい出来映えだと思いますよ。
曲はいいけど、ライブがよくないってのはあるんですけど、その逆は初めてでした。まだ若いので、これから色々吸収して行くと思いますよ。まだ、音楽的な引き出しが少ないようにも見えましたし。あとは、垢抜けて洗練されれば、すごくいいバンドになるんじゃないかな。それこそ、世界を狙える素質は充分に持ってると思います。
Head Phones President
Loud Park 08、Taste Of Chaos 08以来です。ラウパで見てから、このバンドの動向だけはちょくちょくチェックしています。日本人バンドでライブ情報を追ってるのは、筋肉少女帯とHead Phones Presidentくらいです(最近はミドリも加わった)。このバンドのライブは素晴らしいです。海外バンドに囲まれたフェスやイベントでも、日本人というアドバンテージを一切使わず、曲だけで攻めてくる姿勢も好感が持てます。
個人的にはOpethに似てますね。プログレ臭はほとんどしないけど、静と動の対比とか似たものを感じます。あと、楽曲全体に感じる冷たさとかね。Opethはひんやり冷たいけど、このバンドはカミソリのように冷たい。
今回のライブも、期待通りに素晴らしかったです。ANZAの鬼気迫るボーカルは何度見ても鳥肌が立つし、楽器隊もそんなに動いてる印象はないのに、なぜか躍動感が記憶に残る。去年見たよりも、全体的に、よりメリハリがついた感じがしました。静かなところは、ちょっと退屈だった記憶があるんですけど、今回は全然そんなことなかったです。
このバンドはCDよりも、ライブの方がずっと迫力あります。ちょくちょく見たいんですが、平日だったり、予定が合わなかったりするので、ワンマンはまだ行けてません。でも、今回見れてよかったですよ。多分、今回見た中で一番よかったのがHead Phones Presidentでした。
In This Moment
前回来日した時はスルーしたので、今回が初見です。そんなに期待してなかったんですが、それすら裏切られるという、あまりよくないライブでした。シャウトボーカルは出るんですが、それ以外のエモ部分がほとんどダメで、安定感もありませんでした。ボーカルが完璧に立ち上がったであろうと思われるのは、アンコールでした。
なんか、アイドルがメタルしてるって感じで、アイドルバンドっぷりを全開で発揮していました。音圧も高くなくて、たまにメタルっぽいフレーズが出てきて終わりという、終始「なんだかなぁ」状態でした。後半は後ろでTwitterで実況っぽいことをしたりしてました。途中で帰ろうかと思ったけど、一応最後までいました。
今回は日本勢が圧勝という形で終了しましたね。まぁ、これはこれでアリな展開だと思うし、Crossfaithというバンドを知ることができたし、なによりHead Phones Presidentを見ることができたので、由としました。「新木場でやってたVersailles、筋肉少女帯、メリーに行けばよかったかもしれない」とかは思ってません。少ししか。(行ったら「クアトロ行けばよかった」と思うんじゃないかな)
東京公演2日目です。2日目というのは、全体的な流れが同じようなものなので、1日目との差分みたいなことしか書くことがないんです。正直な話、「行ったよー」で終わりですよ。そんなこともTwitterで言ってるので、ホントに書くことないです。それを踏まえた上で読んでいただきたい。
Black Tideはスルーしました。前日に見て、2日続けて見るようなバンドでもないと思いました。スタジオコーストに着いたのは、5時半くらいで、ちょうどIron Maidenのカヴァーやっていました。ベイホールで見た時は、ボーカルがすごく細いように思ったんですけど、マイクの音が小さすぎたみたいです。コーストでは普通でしたが、やっぱり少し野性味溢れる感じが欲しいっていうのは変わりませんでしたね。パフォーマンスも微妙な感じです。
セットチェンジで階段を下りて、いつもの左側モッシュピットで待機してたんですが、色々あり右へ行ったり、左へ行ったり、まさに右往左往していました。結局、「左の方がアグレッシブっぽい」という理由で、元の場所に戻ったのです。まるでライブ初めてな子みたい。
6時頃に照明が落ちて、長いSEの後にTriviumが登場して、やはり「Kirisute Gomen」でスタート。フロアの瞬発力としてはベイホールの方が激しかった気がしますが、今回は統率が取れた、いい感じのモッシュピットでした。フロアが広い&けっこうスカスカだったこともあり、サークルピットが頻繁にできて、サークル大好きな俺としては非常に楽しかったです。全体的にはベイホールよりも盛り上がってたんじゃないでしょうか。
やはり、ベイホールはマイクの音量小さいです。コーストではボーカルが咆哮らしい咆哮だったので、それも盛り上がった要因の1つじゃないかと思っています。クラウドサーフして、モッシュして、サークル回って、ヘドバンして、と張り切ってたら「Anthem (We’re The Fire)」で体力の限界が来ました。その後、足が上がらなかったんですが、アンコール終了まで何とか乗り切れました。よかったです。
ベイホールでもそうだったんですが、コール&レスポンスがキマった時のキイチの顔がすごく印象的でした。すごく満足そうな顔するので、こっちも「やってやったぞ!」となり、その後も張り切るという好循環で、すごく気持ちよかったです。Loud Park 09あたりに来そうな予感がするので、楽しみにしています。
Triviumの東京公演は土日2日間ということで、はりきって2日分のチケットを買いました。1日目は初めて行く横浜ベイホールです。立地は最低ですね。JRなら石川町、みなとみらい線なら元町中華街が最寄り駅ですが、非常に遠いです。ここはライブハウスというより、クラブに近いですね。フロアは3段くらいに別れていて、ステージが低い。構造的には渋谷のクラブクアトロに近いです。クアトロよりもフロアが広いので、1段目の後ろだと見にくいかもしれません。
ロッカーは少なめですが、クロークがあります。バースペースが大きくて、通路がいくつかあるので、開演中の離脱も比較的簡単にできますね。1段目にステージが見えない場所があるので、そこらへんから抜けて、また戻って来れます。交通の悪さが玉に瑕です。
ライブはゲストアクトのBlack Tideが40分、Triviumが1時間半くらいでした。
Black Tide
Loud Park 08にも出てましたね。ロックンロールとか、そこらへんです。LPではあんまり聞いてなかったんですけど、そこそこなバンドだと思います。ドラムはけっこう好きです。でも、ボーカルの声が小さい気がします。Backyard Babiesみたいな男気溢れる感じが欲しいですね。あと、全体的に青臭い感じが抜け切れてない部分も残念です。
曲はいいんですけど、ボーカルとパフォーマンスでの減点が多いバンドという印象です。場数が明らかに足りてないんじゃないかな。Black Tideらしい自然なクレイジーさが欲しいです。2日連続で見るのは、ちょっとキツいかな。
Trivium
セットリストはオフィシャルファンサイトにあります。
1曲目の「Kirisute Gomen」からテンション最高潮でした。曲の構成は新作の「Shogun」と2ndの「Ascendancy」が中心でした。個人的には「The Crusade」の曲をもっと聞きたかった。Triviumを見る度に言ってるんですが、8分インストの「The Crusade」をやってほしいです。
終盤あたりで、12歳の天才ドラマー・KENT君が登場。名古屋でセッションして、意気投合し、東京まで連れてきたそうです。ドラムのトラヴィスが「仕事奪われた」とか何とかボヤいてましたが、KENT君のドラムで、Iron Maidenの「Iron Maiden」を披露。サークルができてましたね。12歳のドラムに乗せられて、サークルを回る大人という図です。
年齢的に力が弱いので、力強さは足りないし、「おや?大丈夫かい」と思う部分も多少はあったけど、年齢を考えれば、充分すごかった。成長したらスラッシュメタルとか普通にできるような気がします。スラッシュメタル/メタルコアなライブにはないほのぼのとした時間になってました。
その後の展開は、「Anthem (We Are The Fire)」で大合唱して、アンコールって感じでした。モッシュ、ヘドバン、サークルと色々あって楽しいライブでした。
去年も2日間見たんですが、去年と比べて全体的に色気というか、スター性が出てきた気がします。キイチの人柄というか、そういったものが伝わってくるようになったように感じましたね。キイチだけじゃなくて、メンバーのキャラクターが出てきた。昔は、もっと無愛想だった気がする。演奏じゃなくて、ライブがずいぶんうまくなったんじゃないかな。