We Are the Void – Dark Tranquillity
スウェーデンのメロディックデスメタルバンドの9thです。メロデスバンドの中で一番好きなバンドの新作なうえ、6thの「Damage Done」から8thの「Fiction」は本当に素晴らしいアルバムで、続く9thはどうなるかと期待していました。
全体的な構成は前作を踏襲したミドルテンポが中心ですが、少し曲調が寒々しくなった印象がありますね。元々、哀愁を感じる曲が多いバンドでしたが、それに冷たさが加わってより哀愁を感じるようになりました。相変わらず、染みるアルバムであることは間違いありません。
1曲目の「Shadow in Our Blood」のイントロはLacuna Coilっぽい妖艶な感じがするんですが、その後はDark Tranquillityらしいミドルテンポ曲の中盤からテンポを上げて、また戻るという曲になります。終盤9曲目の「I Am the Void」、10曲目の「Surface the Infinite」が追い上げ曲ですね。「I Am the Void」はDark Tranquillity流のエクストリームナンバーでいい感じです。「Shadow in Our Blood」、「In My Absence」、「At the Point of Ignition」、「I Am the Void」あたりは突き刺さる曲ですね。
「The Treason Wall」みたいなキラーチューンはないけれども、どれも粒ぞろいの曲ばかりです。早いところ来日してほしい。
